日本画から

先日、母校武蔵野美術大学へ。
教授が退任されるということで展覧会が開催され、オープニングレセプションに出席してまいりました。
滝沢具幸先生。広く、大地のような先生。素晴らしい作品を描き続けておられます。
先生、ありがとうございました。お元気で、これからもご活躍をお祈りしています。

そしてきのうは国立のコートギャラリーへ。
友人の島崎夏世さんの個展。
空気澄み、軽やかに、呼吸ゆったり、言葉にならないものを豊かに描き出しています。
人もステキで作品もステキです。20日まで開催。



一つのことを続けることは簡単なことではなく、すごいことだと思います。

大学の日本画仲間にたくさん会う機会重なり、今の私を振り返ってみました。


入学前、受験で私は実は3度も失敗し、でもどうしても美大で日本画が学びたくて、3浪もさせてもらいました。
浪人中は徹底的にデッサンデッサン、水彩で写実を追求をし、美術館などにもよく行きました。
19歳で上京、母との電話は「リキ元気?」でした。(リキは愛犬ビーグル)
やっとムサビ日本画科へ入学でき、そこはパラダイス♪ 楽しい人達いっぱいと時を過ごし、謳歌しつつ、
日本画の自然素材に触れ、日本の美を学びました。
サークルの陶芸では、立体のおもしろさと生活の中のアートの喜びを知り、遊びで写真を始め、
在学中からはじめた美術教室先生の仕事、創造力を伸ばす教育を目指しこども達とふれあいました。
そして羊毛と出会い、羊毛で作家活動始めながら、
美術館に勤め、社会を知り、多忙に必死に、組織の一員として働く経験できて、任務果たせたと自分なりに思えたところで
作家として独立。
現在に至ります。

羊毛を触れるようになってから10年、時間的余裕なく、日本画画材には触れられてません。
3浪もしてしがみついた頃は、まさか絵の具を羊毛に、筆を針に持ち変え、活動するようになるとは思ってもみませんでした。

でもすべてが繋がって今があります。
全部の経験が今の私を作り、全部が無駄じゃない。

そうして、たまたま、今私が出会えた仕事は
生活の中にある楽しみで、親しみやすいアートで、人が喜んでくれたりします。

そんな素材に出会えたこと、そんな仕事をさせてもらえること、私はしあわせだなぁとつくづく思います。
感謝です。
これからも吸収して、挑戦して、日々精進。今の活動を広げていけたらいいなと思います。



syakuyaku.gif
↑大学1年のころ描いた日本画。 絹本着彩 芍薬




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